経営者の筆跡

成功運の筆跡

つい最近、ある会社の経営者(社長)から筆跡診断を頼まれました。

この経営者はきっと成功されると信じます。素晴らしい筆跡をご紹介します。

書かれた文字を慎重に臨書しました。私は筆跡診断をする際に書き手の字を臨書します。そうすると書き手の筆跡特徴がしっかり把握できます。2枚の画像は私が臨書した字です。画像をご覧ください。

弘法型』と『深奥行型』という筆跡特徴です。順番に解説します。

『弘法型』

末広がりの字です。日本三筆の一人空海(弘法大師)の筆跡は末広がりの字です。筆跡診断ではこの末広がりの字を弘法大師が多く書かれていたことから『弘法型』と命名されました。

末広がりの字は、どっしりと大地に根ざす安定感と同時に、将来の成功を感じさせます。安定繁栄の相です。

『深奥行型』

接筆が開いているところから入り、その中間が連綿等によりつながり、閉じている部分まで奥深く入り込んだ書き方を『深奥行型』と言います。楷書体では表れにくいのですが、この経営者は蓮面体の字でした。

人間性も奥行きを感じさせる人柄で懐が深く大物の可能性もあります。この深奥行型の字は『蓄積と循環』、その両方を兼ね備えた書き方です。

私も長いこと筆跡診断をやっていますが、『弘法型』と『深奥行型』の両方を書かれた方は少ないですが、共通しているのは成功されているでした。

『弘法型』の字を書かれる人は割といらっしゃいますが、『深奥行型』の字を書かれる方は少ないです。両方とも練習すれば書けるようになります。起業したい人、事業を展開されている方は成功するためにぜひ自分の筆跡を一度ご覧になってみてください。もしどちらかの書き方をされてれば成功の可能性があります。もし両方なら成功する確率が高くなります。

もしこの書き方をマスターしたいと思われる方は是非私に相談してください。 今日はとても縁起の良い筆跡を紹介させて頂きました。筆跡に関してこれからもいろいろご紹介していきます。楽しみにお待ちください。