それでは、【徳本行者の南無阿弥陀仏】の筆跡を診断してみましょう。
【筆跡特徴からみられる人物像】
《筆跡特徴》:《人物像キーワード》
・転折丸形 :創造性、人とのなごみ
・頭部長突出:指導者、抜きん出ている
・起筆ひねり:強い意志、我が強い
・はね強型 :粘り強い、責任感、意志が強い、苦労に苦労を重ねる人
・強連綿型 :集中力と忍耐力
・末広がり :安定繁栄、おおらかで安心感、困難に動じない、存在感
【徳本行者の人物像】
曲線で描かれた強連綿で、非常に長く、強いはねの筆跡が特徴です。
意志が強く、どんな苦労も自分が決めたことはやり抜いて行く人。
集中力と忍耐力が粘りのある筆跡に表れています。
多くの人々(大衆)に「なごみ」を与え、心に安心感をもたらす温かい大きな心の持ち主。
筆跡特徴の中で、強連綿の字を書く人は戦国武将の織田信長、宮本武蔵、維新の雄の坂本龍馬などがそれにあたりますが、曲線の多い強連綿の字は温かい包み込まれるような心の大きさを感じます。