桐生祥秀が100mを『動』かす!

桐生祥秀東京オリンピックがんばれ!

朝日新聞朝刊1月24日に日本陸上100m初の9秒台を成し遂げた『桐生祥秀』さんの書初めの『動』の一文字が紙上の「ハーフタイム」に掲載されました。この文字を筆跡診断します。

それでは「桐生祥秀さん」の筆跡を診断しましょう。

【動】の筆跡特徴(下の「動」の画像をご覧ください。)

①起筆ひねり(打ち込みが強い) 

②はねが強い

③等間隔

④転折が丸い

⑤縦線の頭部が長い

⑥左払いが長い(縦線の下部が長い特徴もある)

⑦ヘンとツクリの間が狭い

【桐生祥秀さんの人間像】

『動』の字のヘンは等間隔性が良い。理性的で冷静。緻密な計画性が表れているようです。

ツクリはものすごくアクティブで力強く、抜きん出たいという強い意志が感じられます。また縦線が斜め左に曲がって長く伸びた字形は「日本刀」を見るようです。アクティブで切れ味を感じます。

またヘンとツクリの間は狭く、まさにスペシャリストで結果に拘る人。余人を寄せがたいほどの集中力も素晴らしいですね。身体的な能力もさることながら、研ぎ澄まされた勝負勘と切れ味の良さで勝負する姿がこの『動』という文字に表れています。

桐生祥秀さんの他のサインや文字も見ました。違った一面も見えますね。下の画像(超と向上心の文字)で縦線の頭部があまり出ていません。本来は控え目な人柄かなと思います。でもはねが強い筆跡です。粘り強く、根性がすごいと思います。

今日はアスリートで陸上100mで日本で初めて9秒台の記録を作った『桐生祥秀』さんの筆跡を紹介しました。桐生さんはどんな時も笑顔です。今年は東京オリンピックが開催されます。大活躍を期待しましょう。

それではまたアスリートの筆跡を紹介します。お楽しみにお待ちください。